うつ病の症状は自覚しにくいので発見が難しい

男性

心の変化

頭を抱える男性

うつ病の主な症状として、感情障害や意識、思考力の低下が挙げられます。この病気は風邪などのように個人で市販の薬を服用すれば治るような病気ではありません。専門の医療機関などで、医師の指導による治療が必要になります。しかし、この病気は自覚症状があまりなく、発見が遅れてしまうケースが多いと言われているのです。早期発見をするには、うつ病の症状を知り、普段からしっかりとチェックしておく必要があります。病気の早期発見の為に、心の変化を見逃さないようにしておきましょう。基本的にこの病気にかかった場合は、心に症状が現れます。これを抑うつと呼び、気分と感情が一致しないことが多くなるでしょう。嬉しいことが起こると、喜ぶのが一般的です。しかし、抑うつ状態になると、悲しくなったり、怒りがこみ上げてきたりします。また、突然悲しくなったりするのも抑うつの特徴です。何もないのに悲しくなったり、怒ったりすることが多くなってきている方は注意しておきましょう。また、意識の低下も起こります。普通人は空腹になるとご飯を食べますし、寒くなってきたら厚手の服を用意するでしょう。これらの行動は全て意欲によって支えられているのです。意欲とは、興味があるものや関心のあるものに対して行動する心の動きと言えます。意欲があるから、ご飯を食べたり服を着たりできるのです。意欲がなくなってくると、お腹が空いてもご飯を食べるといった行動を起こせなくなるでしょう。何をしたくて、何をするべきなのかがわからなくなってくるのです。また、趣味など今まで楽しんでいたことが急につまらなくなってしまうことがありますが、典型的なうつ病の症状なので注意しておきましょう。楽しいことをしたいという意識が低下してくると、何事に対しても価値が見いだせなくなってくるのです。虚しく感じてしまうようになります。ただ、健康な方でも飽きたと感じ、趣味などを楽しめなくなることがあるでしょう。健康な方の場合は自覚症状がありますが、うつ病の方にはそれがありません。意欲が低下してくると、気分転換することもできなくなります。仕事や勉強にも影響を及ぼしてしまうでしょう。意識の低下は急に起こります。また、うつ病の症状として思考力の低下が挙げられます。物事を考えたり、何かを想像することよって、人格を形成したり個性や正確が生まれるのです。うつ病になると脳の海馬が縮小します。これは神経物質の分泌量やバランスが崩れるからです。海馬が縮小してしまうと、記憶力が低下します。そして人は考える事を始めるのと同じで、自分で考えを止めることができるのですが、うつ病の患者は考えを止めることができなくなってしまうのです。一度考え始めるとコントロールできなくなり、どうでも良いことでも考え続けてしまいます。このような状態になると、否定的な思考に陥り現実と妄想の区別がつかなくなるのです。罪悪感を背負ってしまったり、少しのことでも大げさに考えてしまうことが多くなります。